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Interview Vol.17

進学を機に新しい目標へ 3つの仕事をこなす鍼灸師

小黒勇人 (27歳) (鍼灸師 院長 )

2022.11.20

今までの経緯

私は高校生まで体育教師になる事を目標に、また何より甲子園に行く事を目指し部活に取り組んでおりました。

しかし大学受験の失敗により、県内にあるアップルスポーツカレッジに進学する事になりました。それがその後の人生の転機となります。

当校はスポーツトレーナーの養成校のため、学べる事としては、専らスポーツトレーナーの事について。

しかしそのスポーツトレーナーの勉強をひたすらしていく内に、この勉強が非常に楽しく感じてきました、、、

気付いた時には、体育教師になりたいという目標がいつの日か、現役の選手たちや、プロを目指して活動する学生の方々に対してサポートできる人間になりたいという明確な目標に変わっていました。

アップルスポーツカレッジ卒業後、さらなるスポーツトレーナーとしての質の向上を目的とし、新潟医療福祉大学に3年生として編入をしたんです。

スポーツトレーナーに対しての知識を深める事に加え、付加価値をものにしていきたいと考えた時に鍼灸師という資格、お仕事に出会いました。

 

今の業務内容について

鍼灸師として、はりきゅう院を開業しそちらの院長を務める傍ら同施設内で、パーソナルジム、主に学校に赴く事が多いですが、学校にて部活に励む学生さん方の日々のトレーニング指導等のサポートを行っています。

つまり、3つの仕事を一人で今やっています!笑

 

この業態(3軸での活動)を選んだ理由

あくまで僕自身の根底にあるものはスポーツトレーナーですが、その一本の稼ぎでは不安に感じていた事が一番の理由です。

大学生時代より、もともとフィットネスクラブにてパーソナルトレーナーとしての勤務をしており自分の学費を自分で稼いでおりました。

収入面以外の理由としては、やはりスポーツトレーナーとしての業務とパーソナルジム、そして鍼灸師というお仕事は密接にかかわっている部分が多くあり、それにより知識もたくさん習得できる事で、ただスポーツトレーナーをするといったパターンとの差別化を大いに感じる事ができています。

私の仕事のすべてが人対人、です。たくさんの事を生業にしているからこそ、お客様との会話の話題も途切れないですし、それによりさらに関係が深くなる。

まだまだ、歴も浅く知名度もありませんが、だからこそ“ただのスポーツトレーナー”との差別化という点を重要視しているんです。関係が深くなる事はすなわち信頼度も高くなると考えるからです。

この3軸を生業にする上でのやりがい三者三様、それぞれの現場でお会いするお客様はまるで違います。

鍼灸師であれば、施術に来られるお客様、パーソナルジムであれば、自身の体を鍛えたい、痩せたい等の目標があるお客様、学校現場での指導であれば、専ら学生、日々将来の夢にむかって部活動に励む若き才能を持つお客様。

それぞれの現場で関わるお客様の目指す未来、展望はまるで違います。

健康に過ごしたい、日頃の痛む部分を減らしたい、大会で結果を残したい。

たくさんのお客様の目指す未来を僕の手で、示す事ができる事。

これが大きなやりがいとなっています。

 

今後の展望

やはり2店舗目をオープンする事、これにつきます。

ですがまだまだ歴が浅く、このお店、僕という人間を知らない人も多いでしょう。

まずは、このたくさんの方により僕の事をお店の事を知ってほしいですね。

知って頂く中で、僕と一緒に働いている方も一層探していきたいなと思います。

その中で何より僕にかかわってくださる皆様の今後の人生がより豊かになるお手伝いができるよう、今後も精進して参ります!!

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