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Interview Vol.07

人気店の若きシェフが誕生するまで 料理人を志した理由とは?

稲田 祐太(22歳) (飲食店)

2022.07.26

これまでの経緯

高校卒業後、県内のシェフパティシエ専門学校に進学いたしました。

調理製菓技術科の調理コースに入学し、1年目で調理業界全体における知識や技術を学び、2年目でより実践的に高度な調理技術を学びました。

その後横浜のイタリア料理店に勤め、パスタ世界一の方と同じ職場というハイレベルな環境に身を投じ、その後、県内の炭火焼料理店にてさらに経験を積んだ後、現在のお店でシェフとして、メニュー一品一品のプロデュースから調理まで担っております。

 

料理という分野を志したきっかけ

料理に対して前向きな気持ちが芽生えたのは、皆さんよくご存じの日テレの情報番組ZIP!で人気コーナーだったMOCO‘Sキッチンを見たときです。

その中でも特に目を見張ったのは速水もこみちさんのキャベツの千切りです。

速さ、きれいさ、所作等すべてに対し、単純にかっこいいと感じておりました。

それが料理できる人かっこいいに変わり、中学生の時から、自分で料理をして主に家族にふるまっておりました。当初は漠然とした気持ちのみで始めた料理ですが、家族からおいしいと言ってもらう事でおのずと自分は将来料理人になるんだと心に決めていたように思います。

※前菜盛り合わせ

 

やりがい

やはり一番は、自分自身が調理したものをお客様に直接的にほめてもらう事、おいしいと思ってもらえる事です。シェフという立場で料理をふるまう事の本当に大きなやりがいとなっております。

また、当店は既製品にはほとんど頼っていないメニューがほとんどです。

例えば、ソースやドレッシングはもちろん、ハムやベーコンに関しても自家製での提供をしております。

既製品ではなく自家製での提供がゆえに、ほめていただいた時は一層嬉しくなりますね。

 

このお店を選んだ理由

前項の通り、卒業後は横浜にてパスタ世界一の方がいるハイレベルな環境のお店にて働いておりました。そのお店には就職前に実際に食べに行き、もちろんその方がいるというのも理由の一つですが、店内の雰囲気等にも惹かれ、当時就職を決意いたしました。

実際にその方から賄いをふるまってもらった事もあり、本当に自分にとって貴重な経験をさせていただいたお店です。しかし人間関係のもつれや、今後の自分の夢、目標を改めて考えた結果、退職いたしました。

その夢というのはいずれは自分のお店を持つという事です。

当店のシェフは僕ですが、社長はまた別におります。ですが、シェフとして当店の運営はもちろん、提供する料理やドリンクまで僕に一任していただいております。

この経験が後に役立つことは間違いないですし、そういった環境を用意してくださったという点が当店での就職を決意した一番の理由です。

 

今後の展望

自分のお店を持つことを目指して日々精進していく事はもちろんですが、

自家製での提供による大きなやりがいを感じる毎日だからこそ、究極は全部一から自分でというのを目指しております。野菜の栽培もしてみたいですし、畜産にも携わっていきたいと考えております。使う食材、調味料、ソース、スープ何から何まで自分で作ることができる環境をいつか必ず作りたいなと考えております。

※当店の一番人気のパスタ、”王様のトマトソース”

 

料理の豆知識

フランベについてお話しようと思います。

フランベというのはブランデーだからこそ香りづけになるのであって、

良く代用されてしまっているワインだと焦げ臭くなってしまいます。

ミートソースを作るときに赤ワインを用いたりとワインを調理に使う事も少なくはありませんが、フランベする際にはブランデーで用いる事をおすすめします。

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