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Interview Vol.12

地元山形から自然を勉強するため新潟へ 自然の中で自分を成長させられる職業

髙橋 唯 (庭師)

2022.08.28

今までの経緯とこの職業を選んだ理由

私はもともと山形が地元です。山形の中でも特に山の方、いわゆる田舎といわれる地域で高校生まで過ごしておりました。

幼少期から自然と隣り合わせの毎日を、また母がアパレルを営んでいるといった個人内の挑戦といった意欲が存在するそういった毎日を過ごしている中で、私自身の志す将来の中に自然、言わば外で体を使う仕事、そして自分自身の成長をより促すような挑戦できる環境に身を置きたいと考えるようになりました。

その後、新潟県内の日本自然環境専門学校に進学し、まずは自然の中で働くうえで、

自然についての理解を深めるべく、勉学に勤しみました。当校では色々な植物を扱う仕事について学ぶことはもちろんですし、実習として実際に体験してみるといった時間があります。

その中で特に魅力を感じたのが、今私自身が生業にしている造園業という仕事でした。樹木の種類や特徴はもちろんですし、実際に植えた後の害虫防止のための薬剤やそもそもの土壌について等、たくさんの知識のもと、お客様のご要望、イメージというのを施設や庭といった結果でお示しするといった業務を拝見し、私の思いの中で特に根底に位置する自然の中で仕事をしたいといった願いに直結すると確信しました。

 

この会社を選んだ理由

造園業といった業界を志すようになり、次は企業選びといった際、県内で造園業の会社というのはたくさんあるのでなかなか難しかったなと思います。ですが、実際に選ばせていただいた理由としては非常にシンプルというか安直な面もあったなと、、、

当業界には入社前、就活の段階で各企業の作品を拝見するといった事ができます。

単刀直入に申し上げると当企業の作品に一番感動したというのが理由です。

私もこういった庭や施設を作る技術を培えるのかと考えた時に非常にわくわくした気持ちを今でも覚えております。

造園業は、覚える事、技術面・知識面問わずとても多く、一人前になるまでには10年かかると言われている仕事です。

大事にしている挑戦したいという気持ちを元に、業界のなかでもとりわけハイレベルな環境に身を置いたうえで、たくさんのお客様からのご要望にお答えすべく、当企業の中で挑戦をしております。

 

やりがい

やはり一番は対お客様ですのでお客様お一人お一人のリアクションがとてもやりがいになっています。お子様から高齢の方々まで、客層というのは様々ですし、感じ取られ方も様々な中で、お一人お一人から喜んでいただけているこの毎日というのが本当にやりがいですし、楽しいと感じます。

入社前は当業界というのは、堅苦しかったりどこかしら昭和チックなそういった印象を持っていましたが、蓋をあけてみたら日々の中でたくさんの喜びややりがい、達成感を感じる事ができ、良い意味で印象が変わりました。例えるなら、ドロ沼でおなじみの火曜10時のドラマかと思って見てみたら、内容はサザエさんでした!みたいな笑

 

主な業務内容

植物の手入れや管理だけではなく、自分で庭の設計をして建造したりもする。

そして一つの庭を造り上げるという事が主な仕事です。

流れとしては見積もりと図面を作成し施工し完了といった感じで、世間一般的な外仕事と同様な部分が多々あるかと思います。

 

今後の展望(どういった庭師になりたいか)

今現在は、庭の撤去や木々の撤去のご依頼が多くなっているというのが現状です。

そういった中で、庭を新しく作ってほしいというご依頼を受けたときに、しっかりと結果を提供できる、言わばお客様のイメージというのをより的確に具現化できるように知識、技術を磨いていきたいと考えております。

 

※プライベートではTAKAHASHIT GALSという団体で毎週ダンスを披露してます

 

業界としての豆知識

こういった業界ですので、植物の観点でいくつかあげてみます。

一つ目は竹について、

実は竹って根元から切断すると土砂崩れの原因になるのを皆さん、ご存知ですか?

竹は内部が筒状になっているので根本からの伐採により水たまりが沢山できてしまい、

その水たまりが地盤のゆるみに直結してしまうんです。竹を日常的に使用される方がどのくらいいるのかといった話にもなっては来ますが、今後そういった機会がございましたら、こういった事があるんだなと思い出していただけると嬉しいなと思います。

二つ目は松についてです。

当業界ではたくさんの植物を取り扱っていますが、

考え方としてはよく松かそれ以外かといった分け方をするほど、取り扱いが非常に難しく手間がかかるのがこの松という植物です。

とてもデリケートで、簡単に枯れてしまうといった特性がある分、慎重に育てていく中で愛着も沸いてきたりも多くする植物ですので、せっかく大事に育ててきたのにすぐ枯れてしまったといった残念な事にならないようにどうか今まで以上に気を配って育てていただければなと思います。

※TAKAHASHIT GALSのアカウントより抜粋

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